当社では当社オリジナルの500℃対応ホットエンド(下記)とヒートベッドを市販プリンターに組み込み、スーパーエンプラや機能性材料の造形サービスを行っています。ノズル径0.2~0.5㎜を用意し、微細な造形物から大型の造形(Φ280㎜の造形実績があります)まで対応致します。

対応可能な材料(実績のあるもの)

➀スーパーエンプラ:PEEKCF30-PEEKポチコンPEEK、ESD-PEEK、PPS、ポチコンPPS、ESDポチコンPPS、TPI、ULTEM、CF-ULTEM、PES

(太字で示したものは特に実績があります)

②エンプラ:PA、PC

➂汎用プラスチック:PLA、ABS、PETG、TPU

④CF連続繊維(PAベース)

⑤機能性材料混錬フィラメント:セラミックス(アルミナ、ジルコニア、ヒドロキシアパタイト)、磁性体 (樹脂分40~45%)

*その他3D造形を行いたい材料があれば一度ご相談下さい。フィラメント化、テストピース作成に対応致します。

**弊社ホットエンドを用いて各種材料で同一形状を同時に作成すれば効率的な試作・評価が可能となります。

ご依頼にあたって

➀対応可能なファイル形式はstlとなりますが、強度試験片や簡単なものであれば図面化してstlに変換することも可能です。一度ご相談ください。

②試作費用は数万円程度~となります。stlファイルまたは図面を頂ければお見積り致します。

造形サンプル

スーパーエンプラの造形

PEEK、CF30%-PEEK材、TPIでの造形サンプル。バネの形成、ネジを形成して金属との複合化も可能。新着情報に造形品を追加していますのでご覧ください。新着情報

CF連続繊維の造形

CF連続繊維(ポリアミドベース)を8ノズルヘッドを用いて積層造形。積層数、積層パターンによりバネ性を調節可能。

セラミックの造形

 同志社大学廣田教授の研究室よりアルミナ(Al₂Ò₃)、ジルコニア(ZrO₂)、磁性体、ヒドロキシアパタイト(HAp)と樹脂の混錬フィラメントの供給を受けて造形。HApの造形については京都市の令和2年度「京都発革新的医療技術研究開発助成事業」に採択され、廣田教授との共同研究でHApの造形と造形したHApの脱脂*を行い、細胞培養までを行った。

(細胞培養は同志社大学理工学部機能分子・生命化学科・高分子化学研究室のご支援を得て実施。画像中のR/C比率はいずれもvol.%)

京都市の令和3年度「京都発革新的医療技術研究開発助成事業」に採択された京都大学大学院エネルギー科学研究科の薮塚先生のテーマ『迅速な骨組織再生を可能にするテーラーメード型3D造形人工骨の開発』に共同研究者として参画。

*1100℃まで昇温可能な実験炉を保有。焼結まで可能。

造形の動画はyoutubeに公開していますのでご覧ください。以下をクリックしてご覧ください。

ヒットリサーチ – YouTube

保有装置については以下をご参照下さい。