製品

超小型、500ºC対応製品 HT-S500S

 

 

基本仕様

最大温度 500ºC
本体全長 39 mm
ノズル径 0.2/0.4/0.6/0.8 mm
フィラメント 1.75 mm対応
駆動電圧 24V (or 12V)
温度センサー 測温抵抗体 +1500ppm (or +3200ppm)

構造

当社のホットエンドの構造を以下の図に示す。

 

フィラメント流路は段のある円筒形状で、その下端はテーパー状に細く加工され、先端に樹脂射出用のノズルを備えている。ノズル上部は薄型セラミック加熱板2枚で平行に挟まれている。その上端部は断熱バレルが接続されており、取り付け側に熱を逃がさない構造になっている。

昇温特性

フィラメントを挿入していない状態での昇温特性を下図に示す。

評価したホットエンドのヒーター抵抗体は常温で24Ω 、駆動電圧24Vで24Wとなる。ヒーター抵抗体はプラスの温度係数1500ppmを持っており、温度上昇に伴って最大印加電力は低下して緩やかなカーブをとるため、オーバーシュートは少ない。

 

 

昇温温度 到達時間 最大電力
25ºC 0s 24.0W
200ºC 20s 19.0W
300ºC 40s 17.0W
400ºC 74s 15.4W
500ºC 160s 14.0W

消費電力

昇温後にその温度を保持するための消費電力を示す。

500ºCでも10W前後の値を示した。これは断熱バレルにより熱放出ロスを抑制し、高温状態のヒーター部の熱容量を小さくし、さらに金属カバーで囲うことで対流、熱放射を抑制した効果による。

断熱効果

独自形状による断熱バレル構造によりホットエンド取付部への熱放出ロスを抑制した。

熱分布の画像観察結果を示す。Sp3が断熱バレル。

断熱バレルの上下間(Sp1-Sp3)で熱勾配が大きくなっている。